Ino.16 華の咲く島
R18つける程じゃないけれど、ちょっと人を選ぶロールをやりたい! そんな雰囲気の、真面目めのシマです。詳細は@Fellen_teikiまで
STATS
8人 / 人数
サバイバル / 難易度
ミディアム / 広さ
OVERVIEW
ちょっと人を選ぶロールをやりたい! でもR18つける程じゃない!
チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
三人仲睦まじくしているのを邪魔する程野暮ではない。
ぼうっと海を眺めていた。
『もうすぐお別れかぁ…』
牡丹の花は彼らに渡したポプリの中に堂々とある。
伝え忘れてしまったけど、まぁ…良いだろう。
サプライズということで。
>>174446
気付かないのであれば、それはそれで安心するだろう。
彼女を困惑させるのは、少年自身にとっても本意じゃないから。
「…うん。
君はもう、温室の花じゃない。
風の中をどこまでも自由に、且つ華麗に舞う花びらだ。
知りたい事、経験したい事を思う存分やっていい。
もしそこに危険が孕むならば、リシアンサスと僕が護るよ」
口元を綻ばせ、彼女の夢に頷く。
>>174284
少女は君の気持ちに気付かない、気付けない。
向けられる愛が、分からない。
「そうだね……。
大事な僕を、変なところには連れてかないよね!
だからこそ楽しみなんだ。
どんなものを見られるかな、どんなことを──」
「知りたいことがいっぱいあるの。
見たいものが、聞きたい音が、
食べたいものが、たーくさん!」
君の隣で、無邪気に夢を語って、空想する。
>>174020
何処までもはじけるような笑顔。
そんな笑顔、浮かべられたんだと嬉しく思う一方で、自身の鼓動は早鐘を撞き始める。
うっかり体温の上がり方が、彼女に伝わりゃしないかと内心狼狽えていたところで、彼女の手が離れた。
少しホッとしつつも、少しだけ残念にも思う。
「…そこは、リシアンサス次第だとは思うけど。
でも、態々危険な目に遭わすような場所には連れて行かないと思うよ。
リシアンサスも、僕も…
ミオが見識を深めて、もっと目を輝かせる所を見たいからさ」
「勿論、安眠は心や精神を癒す為に必要不可欠だからね?」
癒す事が先決、ならば安眠などの癒しの提供は惜しまないだろう
因みに神の居る世界は自然が一杯だ
海や川もあるし草原や森だってある
花園もあるのでミオ氏が好きな花を見たり
花壇を作ればお世話だって出来ちゃう
「……昨日のリシアンサスの力のお陰で、
僕はゆっくり安らげたよ。
……また悪夢に魘されたら、
そうやって、助けてくれる……?」
>>173896
にこ、と少女は笑っている。花の咲き誇るような顔。
新しい居場所を得たから、もう好きなように咲ける。
生まれた場所を間違えただけ。
勿忘草は、咲けない花じゃない。
触れた手から感じた温もりに、
少女は嬉しそうに目を細めた。
愛も温もりも、ずっとずっと欲しかったんだ。
少ししたら、ぱっと手を離した。
これからも彼女は何度も、
君と手を繋ぐことになるかも知れない。
愛をちゃんと知れたのなら、
いつか、君の気持ちが伝わる日も来るのでしょうか。
分からないけれど。今はただ、幸せそうにしていたんだ。
「これからが楽しみだね!
リシアンサスの世界……どんなところなんだろう」
「きっと治るさ…
私も出来ることは手伝うしね」
でも先ずはゆっくりと癒す事が肝要なので
その辺りのフォローを神はちゃんとしてくれるだろう
>>173866
「…うん」
心の問題は、自らの向き合い方で少しずつ解決して行くしかない。
だが、隣に寄り添う事は出来る。
それは、神も認めてくれた事だ。
「…お役に立てれば光栄だ。
こちらこそ、よろしく」
彼女が、少年の手を取る。
ほんの少しだけ冷たい手。
自身の体温が気持ちになって伝わったなら、どれ程気が楽だったろうか。
しかし、これは分かっていた事だ。
こればかりは、時間をかけて知って行くしかない。
何より彼女は、まだ愛の大部分を知らない。
それを知らない事には、愛だ恋だの何たるかさえ理解し得ないのだから。
それに。
かの島とは違い、時間制限はもう存在しないのだから。
>>173837
「……クライルとリシアンサスが一緒なら。
きっと、いつかこれも、治るよね」
信じている。
「ふふ、クライルの隣も、僕の落ち着ける場所なんだ。
これからも、ずっとずっとよろしくね!」
愛を求めるくせに愛されることに鈍感な少女は、
君の気持ちに気付けない。
よろしくねの意味で、ただ無邪気に君の片手を握った。
やわらかい手のひら、少しだけ低めの体温。
君の気持ちに気付けない。
君は彼女にとって、心安らぐともだちだ。
「…確かに、すぐには消えてくれないものだろうね…
そこは少しずつ向き合うしかないさ」
実に、ヤな記憶とは厄介極まりないものだ。
次に踏み出そうとすれば、程度の差こそあれ必ずその邪魔をしてくるのだから。
「…どう致しまして。
こんな僕で良ければ、幾らでも力になるよ」
指先で鼻を掻きながら、少女の礼に応える。
努めて冷静に返している…が、よく見れば若干の照れが混じっているようにも見えるだろう。
「…………僕は今、確かに幸せ、だけど。
愛されてる、を少し分かるようになった気もするけれど。
でも……過去の痛みって……簡単には消えないね……」
肩を竦めた。
でも、大丈夫。急ぐことじゃない。
これからの未来で、ゆっくり癒していけば良いのだ。
「……クライル。
近くに居てくれたから、安心したんだ。ありがとう!」
「……大丈夫、今度はぐっすり眠れたよ。
昨日はありがとう、心配掛けてごめんね……」
にこ、と穏やかに微笑むのは、いつものミオだ。
「……僕は、大丈夫」
「…わかった」
その一聞では、非常に短い回答。
だがそれは、彼にとっては非常に重い一言。
謂わば、決意のようなものなのだろう。
託されるとは、他者より期待を以て一任される事であり、自らが責任を負う事に他ならないのだから。
「此からは支え合わないといけないんだから、宜しく頼むよ?」
神とて全能でも万能でもない
居ない時には居ないなんて事もあるのだ
そうなったら貴方が支える必要だって出てくる
だから貴方に託すのだ