Ino.1 願いに応えて救助船が来島
未知の大きな島です。
STATS
29人 / 人数
サバイバル / 難易度
ラージ / 広さ
OVERVIEW
チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
>>288212
あなたの並べた回答を。それは黙って聞いている。
静かに、あなたの声だけを聞いていた。
陳腐な擬人化の話。─天塩にかけた我が子、なんて陳腐な例え。けれどあなたはそんなものを大切にしていたらしい。寂しい、なんて想像でしかなかろうこと。
あなたが重ねていたという話。─敵の破壊ばかり求められた被造物。作り上げられたもの。戦争という枠組みの中で、あなたもそれも発生している。
生まれたことが間違いでなかったと、信じたかったという言葉。──勝手すぎる感情だ。しかしそう思っている。祈っている。
重ね合わせている。あなたの願い事。
「…」
「は〜ぁ…… 」
深く、ため息っぽいものをついた後。くつくつ、と、喉の奥を鳴らすように笑っている。
「そう、全部、勝手な感情か。お前の」
「…」
「災害だろうと、星を滅ぼそうと。それでも、それが生まれたことが間違いでなかったと。そう言いたいか」
「人滅ぼしの兵器に、それ以外の使い道があるとでも」
「…自分の生まれた意味をかけながら」
「……」
「…………ぅ ぐす …………、……。」
起こされない限り、このまま嬰児は眠りにつく。
暫くしたら嬰児が居るべき然るべき世界に帰っていく。
それまでは、おやすみ。みんな、あそんでくれて、ありがとう。
「…そうです。皆さん、いつもより忙しいお出かけをしにいくだけです。今まで、皆さんも魚を釣りに行ったり…木を切りにいったりしていたでしょう?だから、また会えますよ。…きっと。」
「そうするにも、せめて、アルに、懺悔させて。
ボクが、ボクの行動が、間違ってなかったとしても、起きた事は、受け止めなきゃいけないから。無責任な、自分勝手に、ならないために」
「忘れる事なんて、出来ない。ボクが赦さない。
命に興味を持たないボクを、ボクが許さない。
だから、聞かせて。これから、どうするのか」
「……ぐず。 ぅ゛。 ぁゃ……。」
しこたま泣いて、泣きつかれて、そのまま横になってしまう。
別れは辛いけれど、受け入れなければならない。
だから今は泣いて、泣きつかれて、それからウトウトし始める。
「…………あま、はる。
ああああぁぁぁぁああああ!!!
ぱぁぁぱ! まぁぁまぁぁぁぁ!!!」
受け入れたくなくて泣いた。これは嬰児の単なる我儘。
周りの人がいなくなるのは初めてだから、これが最初のお別れの経験になる。
>>287864
「はは……そうだな。俺が作ったのは災害だ。
爆心地から半径数百キロを時空ごと消滅させる、どうしようもない破壊兵器。普通なら祝うべき物ではない」
「だが、それでもあいつは俺が手塩にかけた、いわば我が子だ。
家族なぞお話の中でしか知らんが、子を憎みきれんのが親心というもの。
そんな我が子が誰一人からも愛されないなぞ、寂しいだろう。
……などと、陳腐な擬人化だがな」
それらしいことを並べたあと、ポツリポツリと続ける。
「……あるいは、どこかあいつに俺を重ねてしまっているのかもしれん。
直接壊すかどうかの違いはあれど、結局は俺もまた敵の破壊ばかりを求められた被造物だから」
「……だから俺の頭脳に他の使い方があるように、あいつにも人を滅ぼす以外の使い道があってほしかったのだ。
あくまで抑止力であれと願ったのもそう。
……あいつを通して、俺が生まれたことが間違いではなかったと信じたかったのだ」
「つまり、全部俺の勝手な感情故だよ」
「……ひすい みんな いっしょ……。
……いっしょ ない?
ひとで、しんぱい りぼばらい にんげん?」
みんな一緒にいれないのがさみしいようでぐずり始めている。
……のだけれど語彙がなくて言葉からでは伝わりにくいかも。